田園オフィス紹介


CONCEPT
働き方の多様性を実現する
成長促進の自立一体型人材育成オフィス
今回のオフィスを建設するにあたって、国内の著名オフィスに何度も足を運びました。
そして「オフィスはただ机を並べた業務を遂行するだけの場所ではなく、人生の舞台(ステージ)であること」を再認することができました。
そこでこのオフィスのコンセプトは「人は仕事を通して成長し、人生の可能性を拡げる」を実現させることに焦点をあてました。
結果、先進事例の徹底的なベンチマークと、自社カルチャーとの融合の実現に至りました。
必要なコミュニケーションが
無意識にとれる工夫で生産性向上
視界を遮る柱や壁を極力取り除き、社員間の話し声をあえて遮らない空間にすることで、まるでマンガの吹き出しがそれぞれの頭上に浮かんでいる状態を作り出しています。
こうすることで無意識にコミュニケーションをとることができ、ちょっとしたことでわざわざ会議をすることも減りました。
このように常にコミュニケーションがとれる環境にすることで、オフィスが拡大するに伴い発生するコミュニケーションロスを防ぐことができました。
また、基本的には旧オフィスのレイアウトを踏襲しているため、新しいオフィスながらすぐに以前と同じように業務稼働できたことも生産性の向上に一役買っていると感じます。

働き方の多様性を実現し、
社員の自立を促すフリーアドレス
高低差のあるオフィス空間を使い、目線、動線、会話のベクトルなどを多方面に拡散させるとともに、【バッタリ】【こもり】などのシーンを作り出しています。
さらに、固定アドレスと時計を無くすことで、そこで働く人が自分の仕事や業務に対してどの場所で行うのが最も効果的、合理的なのか、個人が自立して考えることを誘発する工夫を盛り込んでいます。
これにより、オフィスに来ることで働く人の成長につながる成長促進型オフィスを実現しています。

「都工業の考え」の見える化
一見、自由な空間に見えますが、理念、ビジョンの実現に向けて社員一丸の学習組織の実現に重きを置いています。
自立と併せて、チームが理念・ビジョンの旗の下で一体型の組織になるような工夫を盛り込んだオフィスとしました。
例えば各所に貼られたビジョンマップやスローガン、ピクトグラムを通して働く人へ意識喚起を行なっています。
- 2012年 グッドデザイン賞 受賞
- 2013年 日経ニューオフィス賞 受賞
- 中部経済産業局長賞 受賞
- 中部ニューオフィス推薦賞 受賞
- JCDデザインアワード2013 BEST100 入選
- 日本建築学会作品選集2014 掲載
- 第45回中部建築賞 受賞